ショパンコンクール予備予選


なんだかとてもバタバタしていて
開催されてるのに、今初めてライヴ配信を聴いたのですが
たまたま聴いたのがロシア人の女の子で
他のコンテスタントとの兼ね合いもあるので、その子が予備予選通過するとかそういうことは全くわからないですけど
何年か前のチャイコフスキーコンクールの予選はずっと聴いてて、その時も思ったけど、全体的な傾向として
アジア人は技術的にとても優れているけれども、、、
音楽の流れとか、ピアノの音色に対する執念というか😆⁉️
そういうものも加味したところでいうと、私的にはロシア人とフランス人が圧倒的だなと感じていて
フランス人やロシア人の中でもちろん優劣はあるけど、全体的な、「グループ」としての傾向として、音楽性とか曲のスタイル、音色をテクニック以上に大切に弾いている人が多いなあと
それはなんでだろうなあといつも思ってたのですが
DNAのせい?とか 笑
何年か前に、マレーシアに行った時に、音楽教室で働かないかというお話があり
(なんやかんやで超残念ながらボツったのですが)
あそこは多民族国家なので、マレー人、チャイニーズ、日本人、、、まあ、いろいろいるのですけど
マレー人は基本、イギリスのメソッド(英国王立のグレード)を使って勉強していて
そのグレードにとにかく合格させて欲しい、というスタンス
そのグレードの本を見せてもらったけど、なんか私的には????で(ごめんなさい🤣)イマイチ、ピンときませんでした。
そして、チャイニーズが使う、という幼児教材は、まさに日本とそっくり‼️‼️
基本的なスケール、アルペジオ、私は使わないけど 笑‼️バイエル的なものとか、まあ日本人には馴染み深い感じの曲集。
ロシアは、大学院時代に、まだソ連だった頃から国民学校で教えていらっしゃった先生に幼児教材や教え方を習いましたが、選曲やシステム、考え方、最初の手の使い方からして全然違う。
プレトニョフやキーシンが生まれるのはなぜか?ものすごく納得がいくものでした。
フランスも、調べてみたらやはりそこがロシアと結構共通していて
日本人がこれから変われるとしたら、やはりそういう幼児からの教育システムを根本的に変えるべきなのでは??
と、予備予選、ほんの1人を聴きながら、ちょっと感じました。
とはいえ、誰が勝ち抜いて行くのでしょうねぇ。
でも、チャイコフスキーコンクールの時は、上手いけど、、、とかしか思わなかったシシキンが最近は私のお気に入り😆
コンクールはあくまでもコンクール。
音楽は常に一期一会。
その後いかにどうなるかは、その人の生き様によるのかなと感じます。

MISAKO OKADA pianist

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